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メンテ、カスタムの内容は下記参照されたい。

 

メンテ1 ニンジャの紹介から、バラシ始めまで。

メンテ2 ブレーキ、ハンドル回り、フロントフェンダー修理

メンテ3 R1ラジエータ交換 前篇

メンテ4 R1ラジエータ交換 後篇

メンテ5 サイドスタエンド、ZZRラジエータ編

メンテ6 ハンドル回り、テールLED化編

メンテ7 リアホイール17インチ化編

メンテ8 リアサス変更編

メンテ9 ヘッドライトHID化編

メンテ10 スイングアームZZR化 1

メンテ11 スイングアームZZR化 2

メンテ12 スイングアームZZR化 3

メンテ13 リアブレーキ フローティング化

メンテ14 未定

メンテ15 未定

メンテ16 未定

 

 

 


メンテナンス1 バラシ編

後期型ホイール(F17 R18)へ変更

 

今回の車両はkawasaki GPz900Rである。

ご存じの方も多いと思うが、発売当時世界中のバイクの記録を塗り替えた

スーパーバイクだ。

当時は輸出しかなく、kawasakiが北米に向けて輸出したA1からA3のサブネームが

「ニンジャ」である。

今回はA3をいじっている。

今では程度のいい「ニンジャ」はなかなかない。したがって、 手に入れるなら

オーバーホールが必然になってくる。

このページでは「ニンジャ」のオーバーホール、メンテナンスの紹介していこう。

 

まずは解体前の状態だ。

A3北米仕様115ps 前輪16インチ後輪18インチ。

ヘッド周りからはかなりオイルが漏れている。

トップブリッジ

順不同だが、まずはトップブリッジ

ZRX400用だと思うが定かではない。

表面剥離後、クリアー吹き。敢えてシルバーは塗らなかった。

38φから41φに変更。

 

ナンバー灯制作

続いてナンバーライトをLED化してみた。

白色LEDを光拡散カバーを付けて(白い小さいやつ)装着。

フェンダーレスキットをさらにカットして、テールランプの下に装着。

昼間                                夜間

部品はほとんど中古品なので、オーバーホールが必要。

フロントキャリパー

ヤフオクなどで入手した程度の良い中古パーツだが、オーバーホ−ルは必至。

まずは全バラ。キャリパーのネジが固かったが、バーナーで炙りながら

外したら意外とあっさり外れた。

         届きたて                    エアツールにてピストンのもみ出し

 

全バラしてメンテ。シールは一度使いまわそうと思ったが、やはり新品交換。

青に全塗装後、組み込み

 

続いてフロントのバラし

カウルを外し、ブレーキオイルを抜いた。

オイル抜きは自作のポンプを使用する。

はい。見事にバラバラ。

前期型から後期型への変更につきトップブリッジ、トリプルツリーは

無加工にてポン付け出来る。 ベアリング交換は済ましている。

仮止めの状態。

走行12000kmのA7から取り外し、オーバーホール済み品

ただしダストカバーは遣れていた。

フォーク突き出し量は標準の15ミリより0.7ミリ少ない

14.3ミリにする事にした。

コーナーで回りづらい様だったら15ミリに戻すことにする。

リアキャリパー

続いてリアキャリパーのメンテ、加工。

現状

全バラ                 なっなんと!!真っ黒

しかも小さいサブピストンのシールがはみ出して固着している!

灯油にドブ付けして、清掃、組立後、組立。

        同じくブルーに塗装に          キャリパーサポートはシルバー上塗り後クリアー

はい、復活。シールは新品

フローティングにする予定なので長いステンメッシュの

ホースを用意した。フローティング用のトルクロッドは流用するか、作るかは

思案中。出来れば作った方が読者の方はうれしいだろうと思うが、作業の簡単さを

考えたら、流用になると思う。後ほど詳しく報告することにする。

フロントホイール

フロントホイールはディスクを外し

下塗り後

全塗装。ブラックメタリックに。

 

リアホイール

続いてリアホイール

下塗りは耐熱塗装で行った。

ブラックメタリックに全塗装。

ホイールディスクのボルトを外す。

バーナーで炙りながら行ったので

ネジの抜け防止剤が塗ってあるが、スルスル抜けた。

しかし最後のボルトを外そうとした時、ネジ山なめてしまった。

6.5ミリのドリルで山の中に残ったボルトを削り、M8でタップを立てていると

またしても折れた。下穴が小さかったようだ。M8の下穴はM8の鉄で6.8ミリだ。

アルミだから6.9ミリでもいいかもしれない。切削油を付けながら行ったが

やはり無理だったようだ。

そこで、折れたタップ抜き「タップエクストリーマ」を使う。

使い方は簡単

爪を折れたタップの隙間に差し込み

回すだけ。

所が抜けない。そればかりかエクストリーマが破損。

まだ使えるんだが、かなり悔しい。

結局力技(ポンチとハンマー)でガンガン割っていく。

取れた。

ドリルで穴を広げ、ヘリサートを打ち込みもう一度タップを切る。

 

続いてフロントキャリパーを取り付け、タイヤ装着

ミシュランのパイロットロードを選択。

装着前                             総着後

タイヤグリースも忘れずに。

 

ホイールベアリング交換

ベアリングも新しく入れ直した。

ベアリングプーラーがあると簡単に外す事が出来る。

 

純正品と同じ品番のNTNのベアリング

申し訳ないが、ここからは作業に必死で写真を撮っていない。

まずはプーラーを外す前にスナップリングを外す必要がある。

100円ショップで安いペンチを買ってきて先の部分に加工をする

引っかかりを作ることで簡単に外す事が出来る。

後はプーラーでベアリングを引き抜き、新しいベアリングを丸棒で打ち込む。

打ち込む際は要注意。センターはたたかない方が無難である。

 

バックステップ

続いてバックステップの装着

ブレーキ側から外していく。

ブレーキピストンの組み換えが必要だったが30分ほどで完成。

純正品だと短いので、付属のブレーキホースに交換した。

ギアチャンジ側は全バラに近かったので、小1時間ほどかかった。

ドリブンスプロケもまだまだ大丈夫そうだ。

 

マフラー

マフラーはイエローコーンの4−1が付いているが、コーナーですぐに擦ってしまうので

MUZZY製の4−2−1に換えてみる。

コーナー部を焼いてみた。

 

ボルトが折れると厄介なので、ボルト抜きを買っておいた。

時計と逆回しにねじ込んで行くと折れたボルトが抜ける仕組み。

 

その間に頼んでおいた純正部品が届いた。

ヘッドのガスケット

オイルポンプのガスケット

オイルパンのガスケット

プラグホールのカバー

う〜〜〜ん・・・高すぎるぞサワサキ!

それと逆車用のほぼ新品カムシャフトもゲットした。

齧りも全くない。

しかし今回はタペット調整のみにしておく予定だ。

カムはロッカアームと同時に換えるつもりだ。

ロッカアームは A14でメッキが施され、A15でメッキが厚くなり

最終型(A16)がメタル埋め込みの最終対策品として

使えるそうだが、16個で4万近くするので、まだ揃えていない。

エンジンの積み替えの可能性もない訳ではないので、 タペットを調整して

今のまま少し様子を見てみる。

手元に来た時は、ヘッドからガチャガチャ、カツンカツンと騒がしかったが、

オイルを一度変えたときに収まったので、その後2回交換して、2回目に

エンジンフラッシングもしている。今はかなり静かになった。

温まるとヘッドからは全く音がしなくなった。

 

   メンテナンス2へ続く

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